イベント屋さんの皆さん。
日曜日の本日も働かれていますか?

週末はすこしくだけた話題をお届けしたいと思います。

イベントって週末現場のお仕事でいつ休むの?という感想をお持ちの方もいらっしゃると思いますが、実際はどうなんでしょう?
これからイベント業界に入られるという方は気になりますよね。
イベント業界に働き方改革の波は訪れるのか?

今回はそんなイベント屋さんの休日事情についてご紹介したいと思います。
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イベント屋っていつ休んでるの?

イベント屋は行う業務ごとに来場者が異なります。
またやり取りを行う取引先も異なります。
いつ休むことができるかどうかはそのイベントの来場者や取引先により大きく左右されます。

どんなイベント会社がどんなお休みの傾向があるかをまとめたいと思います。



エンタメ系イベント屋

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ざっくりまとめましたが、具体的にどんなイベントを行う会社かと言いますと、音楽イベント、ライブ、コンサート、お祭りなどのイベント、パフォーマー、タレント派遣を行う会社をイメージしています。
来るお客さんの層が一般来場者。
ビジネスの形式で言うとB to Cイベント(ビジネス トゥ カスタマー)。
そうすると、スポーツイベント会社もこれにあたりますね。
世間で言ういわゆるイベント会社のイメージと合致しますよね。

このような会社では土日祝は書き入れ時
一般来場者も遊びに行きやすい土日祝に合わせてイベント開催が行われるので、残念ながら土日祝は現場でお仕事になることが多くなります。

ではいつ休むかですが、まぁおそらく平日でしょうね。
ただ平日も案件の準備や確認のやり取りが多いので、取引きしている時も平日に「明日は代休です」と言われたことはほとんどないので、ホントにいつ休んでいるんだろう?と思ったりもします。
また当然のことながら一般の方の長期休暇における盆と正月も休めないことが多いと思います。

その分、変な時期に長期休暇(と言っても1週間程度)をとっている方はそれなりにいる印象です。
2月ぐらいに去年の夏休みです、なんて言う方もいたりします。

その際、動いている案件の関係者に「長期休暇です」、と伝えやすいのでこちらはとしては助かりますが、本人はみんなとズレている時期に長期休暇になっても・・・と思っている人もいるでしょうね。
そういう方は一体お休みの日は何をしているのでしょう。。


企業イベント屋、コンベンション会社

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エンタメ系に対して、B to Bイベント(ビジネス トゥ ビジネス)を中心に行う会社を分類して企業イベント屋と呼んだりしています。
これはあくまで俗称で、周りの方に伝わらない場合もありますのでご注意を。

企業イベント屋さんは具体的には企業のビジネス向け展示会、キックオフミーティング、パーティー、プレス向け記者発表を行っている会社です。
コンベンション会社とは大型の会議イベント、ビジネスセミナー、医療等の学会、記念式典などのセレモニーを中心に行っている会社です。

ビジネスマンがターゲットなので、このようなイベントが開催されるのは平日
つまりお休みは通常の企業に合わせて土日祝がお休みにあたります。

ただ一応お休みに設定されていますが、忙しい時期は会社に出ていることも多いと思いますし、土日でもお仕事のメールやLINEが返ってくることは多いですね。
皆さん実に働き者です。


プロモーション系イベント屋

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一般的には先程の企業イベント屋さんの分類には入るのですが、実際はちょっと動きが違うのがプロモーション系イベントを多く行っている会社。
PRイベントやSPイベント、キャンペーンを行っている会社です。

もしかすると分類がないかもしれませんが、PRイベントとは商業施設のイベントスペースでやっているようなメッセージ訴求を中心としたイベント。
実際のアプローチとしてはサンプリングやタッチアンドトライ、抽選会などがあたるのではと思います。
SP(セールスプロモーション)イベント、キャンペーンとはPRと同じような意味で使われますが、もっと消費者にダイレクトに伝わるような店頭で商品の購入を進めるのようなイベントを指しています。

このような会社は土日祝はあまりお休みできません。
このようなイベントは同じ企業イベントでも一般来場者をターゲットとしているので、あまり土日祝に休むことができません。

では休みは平日?
平日休んでいるイメージもあまりありませんね。
平日はクライアントや代理店、関係各社とやりとりをする必要があるので、おそらくみんなろくに休んでいない気がします。
かと言って長期休みをとっているという話も聞かないので、皆さん本当にイベントが好きな方が多いのでしょうね。。

イベント業をやりたいけど土日祝は休みたいという就活生は、プロモーション系イベントを多くやっているかを聞いてみましょう。
それである程度判断できると思います。


イベント会場

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イベント屋という表現とは異なりますが、イベント業界ということでイベント会場を運営している会社さんについてもご紹介したいと思います。
平日、週末問わず申し込みがあれば対応しなければいけないので、いつ休んでいるか気になりますよね。

あくまで経験上ですが、実際は平日、土日祝関係なく交代制でズバッと休む、というシステムのところが多いような気がします。

担当されている方が当日いないというケースはあまりないのですが、直前に一週間いないとかは何度か経験があります
そんなことがあったりしますので、制作側は会場さんに確認、相談される際は十分に気をつけましょう。
こちらとしては困りますが、人が働いていることを考えると当然の権利ですよね。



ざっくりとまとめてみましたが、実際は同じ会社でもいろいろな業務が同時進行で行われていますのでこの土日は仕事だけど次の週末は休みとかももちろんあります。
イベント業は相手に合わせて対応していくオーダーメイドのような仕事なので、その相手先のスケジュールに大きく左右されます。
忙しい時期はやはり休めない仕事の方に入ってしまうのでしょうね。。

ただ時代は働き方改革の波が訪れています。
今後のこの業界の人材を守る上では、やはり気兼ねなく休みが主張できる仕組みを作った方が良いのではと思っています。

制作でできることはただひとつ。
みんながしっかりとお休みが取れるように、余裕を持ったスケジューリングを心がけましょう。