イベントアルバイトは派手で面白そうなお仕事だったりするのですごく興味がそそられますよね。
経験者はご存知かと思いますが、実際はそんなに華やかなものでもありません。
むしろ恐ろしく地味で「マジかよ」なんて思うことがたくさんあります。
今回は世にも恐ろしいイベントアルバイトの実態をご紹介したいと思います。
実際に自分が見たり経験したエピソードもありますので是非ご覧下さい。

「バイト君1号、2号」と言っている人もいました。
さらによく見ると、スタッフの太ももをガムテープが貼られ、マジックで「バイト1」とか「バイト2」とかが書かれていました。
他の現場でもこのようなケースをたくさん見たので、これってイベント業界では当たり前のことなんだな、と思ったのを今でも覚えています。
たしかに現場では沢山の人と一気に会うので名前を覚えるのは、得意な人でも結構難しかったりします。
現場ではいろいろとケアをしなければいけない人がいて、アルバイトスタッフさんはどうしても後回しになりがちですよね。
出演者やクライアントを優先する気持ちも状況も分かりますが、アルバイトスタッフさんもイベントの大切なチームの一員です。
もう少し丁寧な言い方をしてもらいたいものです。
ちなみにうちでは、「アルバイトさん」とか「スタッフさん」と呼ぶようには心がけています。
さらにちなみにこちらはグループ魂の「バイト君」こと村杉蝉之介さんです。


控え室です、と案内された場所が「倉庫の片隅」「通路を仕切って」というケースもあります。
人数が多いのに、荷物も多いのに、アルバイトスタッフさんには部屋がない。
ただ荷物が置けるだけ。
さらに最近はイベントで出演者が多く出る傾向にあり、お金を出している主催者も控え室がなく、同じ倉庫のようなスペースを共有していたりします。
一蓮托生です。
むしろ休まりません。残念。
最近は会場が押えられない問題もありまして、今はどうにもならない状況かも知れません。
開放的な控え室はセキュリティーがガバガバなので、貴重品は置かないようにしましょう。
そもそも最低限の物以外は現場に持ち込まないようにしましょう。
重い荷物を運ぶ、走り回る、立ちっぱなし。
その中でも過酷なのが、夏の暑さ、冬の寒さ。


アルバイトは屋外やエアコンの効いていない控えスペースを使用することが多く、行ってみてから異常に暑い、異常に寒いということが分かる場合があります。
現場に入る際は体温管理ができるようなちょっとしたアイテムを持っていくように準備しましょう。
親切な制作会社さんだと日陰を作ってくれたり、事前に寒いポジションになるということを教えてくれたり、カイロや暖房器具を用意してくれたりします。
給与も1時間オーバーしても元の時間設定でまるっとまとめられてしまうケースがたくさんあります。
今叫ばれている働き方改革はイベント業にもちゃんと適用されるべき考え方だと思います。

一番ひどいケースでは、スケジュールを押えられていたにも関わらず当日の状況でやることがなくなり、帰っていいよと。
早く帰ったからアルバイト代は稼働した分だけね。
これではアルバイトスタッフさんも生計が成り立ちません。
先日某イベント業界のセミナーで、「最近のバイトには働いていないのに給料を払わないといけないので、それが制作費を圧迫していることが問題」と言っているイベンターさんがいましたが、発注側の民度の低さも目を覆うものがあります。
制作側の意識の改革が一番必要ですね。
ちゃんとしている会社は抑えている時間の拘束給をちゃんと支払ってくれます。
イベントのアルバイトをする際は、発注してきた会社が、当日の時間短縮でアルバイト代を減らすようなブラックな会社かどうかをちゃんと確認をしましょう。
仕事内容やその会社の発注の仕方にもよりますが、
それが最近ではこのようなブラックな労働環境面が明るみに出て、イベントのアルバイトをしてくれる方が減ってきているそうです。

アルバイトさんはイベント運営の非常に重要なパートナーだと考えています。
イベントはたくさんの方に協力してもらわなければ成り立ちません。
そのため、制作側としても手間や経費がかかるのを承知で、労働環境の改善は必要だと思っています。
逆にこの話を読んで、「こんなことされたことないんだけど・・・」という感想を持たれたイベントアルバイトの皆さん、実に幸せものです。
それはおそらくお仕事を受けている制作会社さんがとってもしっかりしているからです。
イベント業界の実情はそうではありません。
うちも経営と相談しながら、このようなことがないようできる限りの対策を行っています。
なので、アルバイトの皆さんも引き続きご協力をお願いします。
クライアントの皆さん、今は予算が非常に厳しい中ですが、アルバイトスタッフさんたちの環境改善のためにも予算の確保をお願いします!
また、制作に携わる方も確保いただいた予算をちゃんと運営費に予算を割り当てましょう。
このままですと、一番困るのはイベント主催者になってしまうかもしれませんよ。
経験者はご存知かと思いますが、実際はそんなに華やかなものでもありません。
むしろ恐ろしく地味で「マジかよ」なんて思うことがたくさんあります。
今回は世にも恐ろしいイベントアルバイトの実態をご紹介したいと思います。
実際に自分が見たり経験したエピソードもありますので是非ご覧下さい。

バイト君呼ばわりされる
イベント会社に入って最初に驚いたのは「おーい、バイト!こっちこっち」と乱暴に呼ばれているアルバイトスタッフさんを見た時でした。「バイト君1号、2号」と言っている人もいました。
さらによく見ると、スタッフの太ももをガムテープが貼られ、マジックで「バイト1」とか「バイト2」とかが書かれていました。
他の現場でもこのようなケースをたくさん見たので、これってイベント業界では当たり前のことなんだな、と思ったのを今でも覚えています。
たしかに現場では沢山の人と一気に会うので名前を覚えるのは、得意な人でも結構難しかったりします。
現場ではいろいろとケアをしなければいけない人がいて、アルバイトスタッフさんはどうしても後回しになりがちですよね。
出演者やクライアントを優先する気持ちも状況も分かりますが、アルバイトスタッフさんもイベントの大切なチームの一員です。
もう少し丁寧な言い方をしてもらいたいものです。
ちなみにうちでは、「アルバイトさん」とか「スタッフさん」と呼ぶようには心がけています。
さらにちなみにこちらはグループ魂の「バイト君」こと村杉蝉之介さんです。

控え室が死ぬほど狭い
控え室は出演者やスタッフが使うものなんですが、アルバイトスタッフさんにはちゃんとした「部屋」が割り当ててもらえないことも少なくありません。
控え室です、と案内された場所が「倉庫の片隅」「通路を仕切って」というケースもあります。
人数が多いのに、荷物も多いのに、アルバイトスタッフさんには部屋がない。
ただ荷物が置けるだけ。
さらに最近はイベントで出演者が多く出る傾向にあり、お金を出している主催者も控え室がなく、同じ倉庫のようなスペースを共有していたりします。
一蓮托生です。
むしろ休まりません。残念。
最近は会場が押えられない問題もありまして、今はどうにもならない状況かも知れません。
開放的な控え室はセキュリティーがガバガバなので、貴重品は置かないようにしましょう。
そもそも最低限の物以外は現場に持ち込まないようにしましょう。
熱射病になるぐらい暑い、風邪引くほど寒い
アルバイトスタッフさんの業務は大変なパートが回ってきます。重い荷物を運ぶ、走り回る、立ちっぱなし。
その中でも過酷なのが、夏の暑さ、冬の寒さ。


アルバイトは屋外やエアコンの効いていない控えスペースを使用することが多く、行ってみてから異常に暑い、異常に寒いということが分かる場合があります。
現場に入る際は体温管理ができるようなちょっとしたアイテムを持っていくように準備しましょう。
親切な制作会社さんだと日陰を作ってくれたり、事前に寒いポジションになるということを教えてくれたり、カイロや暖房器具を用意してくれたりします。
残業代がまるっとまとめられる
アルバイトさんの給料は時給で決まっていますが、その時間設定が曖昧だったりします。給与も1時間オーバーしても元の時間設定でまるっとまとめられてしまうケースがたくさんあります。
今叫ばれている働き方改革はイベント業にもちゃんと適用されるべき考え方だと思います。

一番ひどいケースでは、スケジュールを押えられていたにも関わらず当日の状況でやることがなくなり、帰っていいよと。
早く帰ったからアルバイト代は稼働した分だけね。
これではアルバイトスタッフさんも生計が成り立ちません。
先日某イベント業界のセミナーで、「最近のバイトには働いていないのに給料を払わないといけないので、それが制作費を圧迫していることが問題」と言っているイベンターさんがいましたが、発注側の民度の低さも目を覆うものがあります。
制作側の意識の改革が一番必要ですね。
ちゃんとしている会社は抑えている時間の拘束給をちゃんと支払ってくれます。
イベントのアルバイトをする際は、発注してきた会社が、当日の時間短縮でアルバイト代を減らすようなブラックな会社かどうかをちゃんと確認をしましょう。
若者のイベントアルバイト離れと労働条件の改善
ネガティブなこともたくさん書きましたが、イベントアルバイトのいいところもたくさんあります。仕事内容やその会社の発注の仕方にもよりますが、
- 派手で楽しそう
- 話題のイベントに関われる
- 休憩時間が多い
- Tシャツもらえる
- 弁当が支給される
- タレントに会える
- アーティストのLIVEちょろっと見れる
- 業界の裏事情通になれる
- 当日即金でお金がもらえる
それが最近ではこのようなブラックな労働環境面が明るみに出て、イベントのアルバイトをしてくれる方が減ってきているそうです。

アルバイトさんはイベント運営の非常に重要なパートナーだと考えています。
イベントはたくさんの方に協力してもらわなければ成り立ちません。
そのため、制作側としても手間や経費がかかるのを承知で、労働環境の改善は必要だと思っています。
逆にこの話を読んで、「こんなことされたことないんだけど・・・」という感想を持たれたイベントアルバイトの皆さん、実に幸せものです。
それはおそらくお仕事を受けている制作会社さんがとってもしっかりしているからです。
イベント業界の実情はそうではありません。
うちも経営と相談しながら、このようなことがないようできる限りの対策を行っています。
なので、アルバイトの皆さんも引き続きご協力をお願いします。
クライアントの皆さん、今は予算が非常に厳しい中ですが、アルバイトスタッフさんたちの環境改善のためにも予算の確保をお願いします!
また、制作に携わる方も確保いただいた予算をちゃんと運営費に予算を割り当てましょう。
このままですと、一番困るのはイベント主催者になってしまうかもしれませんよ。
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