このブログもいよいよ地味なテーマに入ってきましたが、
今回は前回出てきたテーブルをさらに掘り下げたテーブルについてです。
イベントではとにかくテーブルという備品をよく使います。

テーブルの呼称
これも表記のブレになりますが、テーブルにはいろいろな呼び方があります。
テーブル、長テーブル、長テ、会議テーブル、長机、机、作業台
デコラ仕様や材質などの違いで区分していたりもしますが、
これらは全てほぼ同じものを指します。
こちらから表現する時はテーブルに統一しますが、
受け取る時はこれら全てをテーブルとして認識しています。
テーブルのサイズ
前回W1800がオーソドックスという話をしましたが、
他にもいくつか種類があります。
W900の半分のサイズ、W1500のちょい短いサイズ、W1200のそれより短いサイズが
変則サイズと言われるものです。
イベント会場では変則サイズはほとんど持ち合わせていません。
経験上、大きなホテルさんで持っていることがたまにある程度ですかね。
なまじ知識として変則があることを知っていて、それを前提にプランを組むと
手配ができず苦労することがあります。
世の中には存在しますが数が非常に少ない希少種です。
レンタル屋さんにはこれらの変則サイズも用意していますが、
基本的にあまり使われず数がなかったりしますので、
使わないですむならW1800で代用して下さい。
どうしても多く手配しないといけない場合はレンタル会社さんに早めに相談して下さい。
奥行きに関しては前回書いたD600とD450がほとんどですが、
ホテルの受付用や作業台などでごくたまにD900のものがあります。
高さはH700と思って良いでしょう。
座って作業する場合はこの高さ以外のものはありません。
ちなみにワークショップで使われる地べたに座って作業をする座卓というものもあります。
H300程度のものが主流ですかね。
対面で販売などを行うのに使うカウンターテーブルはH900~1100程度です。
低いものを使ってしまいますと都度屈むことになるので腰がやられます。
必要に応じて適切なサイズのものを選びましょう。
テーブルの仕様
木目そのもの、表面がコーティングのようにデコラ加工、腰板付きのもの、
棚板ありなし、プラスチック製、コロコロ付きといくつか種類があります。
どれでも大丈夫な場合は特に指定は必要ないのですが、
どうしても棚板が欲しい、移動があるのでコロコロ(ローリングとか言う人もいます)の
ものが必要などの場合はレンタル会社さんに必ずそれも伝えましょう。
腰板付きのものはこんな感じです。

テーブルの手配先
会場にあるものは会場に、ないもしくは足らない場合は
外部のレンタル会社さんか施工会社さんに持ち込みをお願いしましょう。
それ以外の物を所有していない会社にお願いすると又借りの形になり
無駄な間接費が発生します。
用途別の使い方
テーブルは非常に汎用性が高くいろいろなことに使われます。
用途別で解説していきます。
・スクール用
会場レイアウトの用語で学校のようにテーブル+イスを設置するレイアウトのことを
スクールと言ったりします。
テーブルがないレイアウトをシアターと言います。
こんなこと誰も教えてくれないのに当たり前のように会場のWEBサイトに
レイアウトサンプルとして掲載されているのが恐ろしいですよね。
その時に使うことが多いのですが、使用者が荷物を入れるので棚板あり、デコラ仕様の
ものが望ましいです。
ちなみにW1800だと3名は座れますが、結構窮屈です。
図面上たくさん入れたいので3名掛けで考えると来場者にストレスを与えてしまいます。
使用時間や参加者の属性、配布資料の量、メモをとることが多い内容かどうか
などを考えて2名掛けか3名掛けかを判断しましょう。
・控室用
備え付けのものを使用するケースが多いのですが、部屋間で移動させたりする場合は
最後の原状復帰の際に分からなくならないように写真を撮っておきましょう。
部屋にレイアウト図がある場合はそれを見て原状復帰をしましょう。
テーブルがまれに汚い場合があるので、布巾などを持っていくと良いでしょう。
・オペ卓
前回の記事でも出てきましたD600(通称ニロク)のもの、
もしくはD450をダブルで使用しましょう。
http://blog.livedoor.jp/morisobaya/archives/8247745.html
オペ卓は乗せるものが多いので大きいものが好まれます。
音響や照明などの操作盤となるミキサーが一番大きく、それが乗るかどうかが
一番のポイントとなります。
・パネルディスカッション
ステージ上でパネリストが座る時にテーブルを使いますが、
女性でスカートの方や足をぶらつかせるクセのある方もいるので、
足元が見えないように腰板付きが望ましいですね。
またプログラムの途中からパネルディスカッションになるケースが多いので、
ステージ転換を行うことを前提にコロコロ付きのものを用意しましょう。
・表彰備品置きテーブル
表彰を行う際に表彰物を置くテーブルとしてステージ上、またはステージの
すぐ横に置いたりします。
見える場合は白布をかけて使用するケースが多いのですが、
最近は細かいところまで予算削減の波が押し寄せ必ずしもかけなくても
いい場合があります。
個人的には表彰は縁起物なので、自腹になったとしても清廉潔白な白い布で
表彰物を直接テーブルに置かないようにしたいと思っています。
・受付テーブル
特に難しい使い方ではないのですが、これも腰板付きのものの方が下に備品を
隠すことができるので望ましいですね。
立って対応する受付であればハイカウンター形式のテーブルの手配も検討しましょう。
・クロークや控室棚として台用
これは上級編の使いこなし。
本来人が物を食べたりにも使うものなのでお行儀の良い使い方ではないのですが、
テーブルを上下に2段重ねて棚として使ったりします。
コンサート系のイベントのクロークでよく見る使い方ですね。
安定感があまり良くないので、足元の固定には十分注意しましょう。

テーブルひとつとってもいろいろありますね。
当たり前過ぎる備品ですが、ちゃんと適切に手配、配置できれば経費をかけず
非常に便利な備品なのでいつもよりちょっと使い方にこだわってみましょう。
今回は前回出てきたテーブルをさらに掘り下げたテーブルについてです。
イベントではとにかくテーブルという備品をよく使います。

テーブルの呼称
これも表記のブレになりますが、テーブルにはいろいろな呼び方があります。
テーブル、長テーブル、長テ、会議テーブル、長机、机、作業台
デコラ仕様や材質などの違いで区分していたりもしますが、
これらは全てほぼ同じものを指します。
こちらから表現する時はテーブルに統一しますが、
受け取る時はこれら全てをテーブルとして認識しています。
テーブルのサイズ
前回W1800がオーソドックスという話をしましたが、
他にもいくつか種類があります。
W900の半分のサイズ、W1500のちょい短いサイズ、W1200のそれより短いサイズが
変則サイズと言われるものです。
イベント会場では変則サイズはほとんど持ち合わせていません。
経験上、大きなホテルさんで持っていることがたまにある程度ですかね。
なまじ知識として変則があることを知っていて、それを前提にプランを組むと
手配ができず苦労することがあります。
世の中には存在しますが数が非常に少ない希少種です。
レンタル屋さんにはこれらの変則サイズも用意していますが、
基本的にあまり使われず数がなかったりしますので、
使わないですむならW1800で代用して下さい。
どうしても多く手配しないといけない場合はレンタル会社さんに早めに相談して下さい。
奥行きに関しては前回書いたD600とD450がほとんどですが、
ホテルの受付用や作業台などでごくたまにD900のものがあります。
高さはH700と思って良いでしょう。
座って作業する場合はこの高さ以外のものはありません。
ちなみにワークショップで使われる地べたに座って作業をする座卓というものもあります。
H300程度のものが主流ですかね。
対面で販売などを行うのに使うカウンターテーブルはH900~1100程度です。
低いものを使ってしまいますと都度屈むことになるので腰がやられます。
必要に応じて適切なサイズのものを選びましょう。
テーブルの仕様
木目そのもの、表面がコーティングのようにデコラ加工、腰板付きのもの、
棚板ありなし、プラスチック製、コロコロ付きといくつか種類があります。
どれでも大丈夫な場合は特に指定は必要ないのですが、
どうしても棚板が欲しい、移動があるのでコロコロ(ローリングとか言う人もいます)の
ものが必要などの場合はレンタル会社さんに必ずそれも伝えましょう。
腰板付きのものはこんな感じです。

テーブルの手配先
会場にあるものは会場に、ないもしくは足らない場合は
外部のレンタル会社さんか施工会社さんに持ち込みをお願いしましょう。
それ以外の物を所有していない会社にお願いすると又借りの形になり
無駄な間接費が発生します。
用途別の使い方
テーブルは非常に汎用性が高くいろいろなことに使われます。
用途別で解説していきます。
・スクール用
会場レイアウトの用語で学校のようにテーブル+イスを設置するレイアウトのことを
スクールと言ったりします。
テーブルがないレイアウトをシアターと言います。
こんなこと誰も教えてくれないのに当たり前のように会場のWEBサイトに
レイアウトサンプルとして掲載されているのが恐ろしいですよね。
その時に使うことが多いのですが、使用者が荷物を入れるので棚板あり、デコラ仕様の
ものが望ましいです。
ちなみにW1800だと3名は座れますが、結構窮屈です。
図面上たくさん入れたいので3名掛けで考えると来場者にストレスを与えてしまいます。
使用時間や参加者の属性、配布資料の量、メモをとることが多い内容かどうか
などを考えて2名掛けか3名掛けかを判断しましょう。
・控室用
備え付けのものを使用するケースが多いのですが、部屋間で移動させたりする場合は
最後の原状復帰の際に分からなくならないように写真を撮っておきましょう。
部屋にレイアウト図がある場合はそれを見て原状復帰をしましょう。
テーブルがまれに汚い場合があるので、布巾などを持っていくと良いでしょう。
・オペ卓
前回の記事でも出てきましたD600(通称ニロク)のもの、
もしくはD450をダブルで使用しましょう。
http://blog.livedoor.jp/morisobaya/archives/8247745.html
オペ卓は乗せるものが多いので大きいものが好まれます。
音響や照明などの操作盤となるミキサーが一番大きく、それが乗るかどうかが
一番のポイントとなります。
・パネルディスカッション
ステージ上でパネリストが座る時にテーブルを使いますが、
女性でスカートの方や足をぶらつかせるクセのある方もいるので、
足元が見えないように腰板付きが望ましいですね。
またプログラムの途中からパネルディスカッションになるケースが多いので、
ステージ転換を行うことを前提にコロコロ付きのものを用意しましょう。
・表彰備品置きテーブル
表彰を行う際に表彰物を置くテーブルとしてステージ上、またはステージの
すぐ横に置いたりします。
見える場合は白布をかけて使用するケースが多いのですが、
最近は細かいところまで予算削減の波が押し寄せ必ずしもかけなくても
いい場合があります。
個人的には表彰は縁起物なので、自腹になったとしても清廉潔白な白い布で
表彰物を直接テーブルに置かないようにしたいと思っています。
・受付テーブル
特に難しい使い方ではないのですが、これも腰板付きのものの方が下に備品を
隠すことができるので望ましいですね。
立って対応する受付であればハイカウンター形式のテーブルの手配も検討しましょう。
・クロークや控室棚として台用
これは上級編の使いこなし。
本来人が物を食べたりにも使うものなのでお行儀の良い使い方ではないのですが、
テーブルを上下に2段重ねて棚として使ったりします。
コンサート系のイベントのクロークでよく見る使い方ですね。
安定感があまり良くないので、足元の固定には十分注意しましょう。

テーブルひとつとってもいろいろありますね。
当たり前過ぎる備品ですが、ちゃんと適切に手配、配置できれば経費をかけず
非常に便利な備品なのでいつもよりちょっと使い方にこだわってみましょう。
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