リアルイベントと配信を同時に行う。そう、それは世間では「ハイブリッドイベント」と言う。ただもうイベントにおいて配信がセットになるのは当たり前になりつつあるので敢えてそんな言葉も使いませんけどね。しばらくぶりの投稿ですが、時代に合わせてイベントにおけるライブ配信について書いてみたいと思います。
YouTubeみたいなプラットフォームから生でイベントなどをやっている様子を流すことですね。今はYouTuberさんやVtuverさんが日々誰かしらやっていますよね。それ以外にもZOOMやTeams、google Meetなどで行われるのもライブ配信とかって言ったりします。
何が便利って自分の身体がそこになくてもイベントに参加できるのがいいですよね。気軽に席を立てるし、リラックスした体制でも試聴できる。あとは端末も自由。オフィスのPCじゃなくてもいい。スマホでもタブレットでも家のテレビでも場合によっては試聴できちゃう。まさに時代の進化。それがライブ配信。
しかしイベントをする上ではその配信が結構鬼っ子だったりするんです。経験がある方はなんとなくわかると思いますが、実施する方がなかなか面倒なんです。そして結構な頻度で細かいトラブルが発生します。今日はその辺りについて個人的な意見をご紹介したいと思います。
世間の個人のYouTuberさんやVtuverさんが気軽にライブ配信してるもんだから簡単だろって思ってませんか?あと日々打合せとかで使ってるZOOMにカメラを繋ぐだけでしょとかって思ってませんか?そうですよね。何を隠そう自分が2年前にまさに思っていたことです。それがトラブルの元なんです。では実際にどんなトラブルが起こるか紹介したいと思います。
イベント会場の通信回線が貧弱で、または回線自体がなくてモバイルを使って配信が途切れてしまうというトラブル。回線関係の知識に疎いと結構ありえます。
自分の場合は現場でクライアントが現場で終端装置をぶっこ抜いて配信が止まったと言う経験があります。あとクライアントが臨時回線手配をしていて設定しようと思ったら通信できない。聞いたらプロバイダ契約がされていない(正確には継続されていない)状態でした。速度の問題でカクツクとかブロックノイズが多いとかだけならまだマシで回線自体のトラブルは結構詰むことが多いですね。
音声トラブル
個人的にはこれが一番見ていて多い気がしますね。音が流れない。ZOOMとかだとミュート解除忘れが多いですね。映像さんが慣れないミキサーを扱う時にも結構おきます。あとはリップシンクずれ。自分はリップシンク警察並みに注目してます。そして配信コメントによく書いちゃいます。これが発生すると本番中に修正することが結構難しい。大抵音声が早いのですが、現場で聞いていると正しい状態がよく分からなくなるんですよね。ストリームの関係で時間と共にズレていくなんて現象もあったりします。PCから関係ない音が出ちゃうもあるある過ぎて誰しも経験があるんじゃないでしょうか。
配信では複数のカメラ、映像ソースを使うことがあるのですがスイッチングミスも結構起きます。本当ははこっちのカメラの絵が見たいのになかなか切り替わらない。カメラ絵が見たいのにPCにいっちゃう。綺麗に切り替えたいんですが、イベントでは予定通りに進行しないのでタイミングが読めずにスタッフが慌てて間違うなんてのも日常茶飯事です。
配信では結構PCを使うのですが、このPC周りのトラブルも多いですね。PPTを表示するのに解像度が合わない。フォントが出ない。編集中の画面が出ちゃう。バッテリー切れ。通知音とか変な音が出ちゃう。通知バナーが出ちゃう。フリーズ。PCによる配信はかなり多機能でいろいろできる反面、設定がピーキーで慎重に設定しないとトラブルが本当に多いです。これが嫌でハードウェア配信しかしませんって人も結構いますね。
配信トラブルの原因
こうやって挙げてみても分かる通り配信ってトラブル多いですよね。経験ある人も多いですよね。配信をされている人で上記のことに一度も遭遇したことない人いないでしょう。でもみんな請負業務だから「うちはトラブルなんてありません」ってみんな言いますよね。分かってます。言えないんです。だからなかなかこの配信トラブルが発生し続けるんです。
個人的には
が重要だと思っています。
そしてこれを実現するためにクライアントさんの
配信先で見ている人はイベントと同じく、またはもっと多くの人が見ているのでサテライト会場としてそれなりの予算や準備期間、段取りの整理が必要だと思います。コロナ以降で弊社もたくさんの配信やハイブリッドイベントをやりましたが、本当に配信に関する意識がイベントのおまけぐらいの感覚しかない人が多いです。「個人のYouTuberが簡単にやってることだから誰でもできるだろ?」これ大きな間違いです。ちゃんとした配信をするのはリスクがめちゃでかいです。スタジオでいつも同じ配信をするのと臨時の環境で配信するのは大きく違います。イベントでの配信はトラブルが多いことを理解してもらい、リソースを割いてもらえるように意識が変わってくれることを願っています。
誰でもどこからでも参加できるライブ配信
YouTubeみたいなプラットフォームから生でイベントなどをやっている様子を流すことですね。今はYouTuberさんやVtuverさんが日々誰かしらやっていますよね。それ以外にもZOOMやTeams、google Meetなどで行われるのもライブ配信とかって言ったりします。
何が便利って自分の身体がそこになくてもイベントに参加できるのがいいですよね。気軽に席を立てるし、リラックスした体制でも試聴できる。あとは端末も自由。オフィスのPCじゃなくてもいい。スマホでもタブレットでも家のテレビでも場合によっては試聴できちゃう。まさに時代の進化。それがライブ配信。
しかしイベントをする上ではその配信が結構鬼っ子だったりするんです。経験がある方はなんとなくわかると思いますが、実施する方がなかなか面倒なんです。そして結構な頻度で細かいトラブルが発生します。今日はその辺りについて個人的な意見をご紹介したいと思います。
配信で起こるトラブル
世間の個人のYouTuberさんやVtuverさんが気軽にライブ配信してるもんだから簡単だろって思ってませんか?あと日々打合せとかで使ってるZOOMにカメラを繋ぐだけでしょとかって思ってませんか?そうですよね。何を隠そう自分が2年前にまさに思っていたことです。それがトラブルの元なんです。では実際にどんなトラブルが起こるか紹介したいと思います。
通信トラブル
イベント会場の通信回線が貧弱で、または回線自体がなくてモバイルを使って配信が途切れてしまうというトラブル。回線関係の知識に疎いと結構ありえます。
自分の場合は現場でクライアントが現場で終端装置をぶっこ抜いて配信が止まったと言う経験があります。あとクライアントが臨時回線手配をしていて設定しようと思ったら通信できない。聞いたらプロバイダ契約がされていない(正確には継続されていない)状態でした。速度の問題でカクツクとかブロックノイズが多いとかだけならまだマシで回線自体のトラブルは結構詰むことが多いですね。
音声トラブル
個人的にはこれが一番見ていて多い気がしますね。音が流れない。ZOOMとかだとミュート解除忘れが多いですね。映像さんが慣れないミキサーを扱う時にも結構おきます。あとはリップシンクずれ。自分はリップシンク警察並みに注目してます。そして配信コメントによく書いちゃいます。これが発生すると本番中に修正することが結構難しい。大抵音声が早いのですが、現場で聞いていると正しい状態がよく分からなくなるんですよね。ストリームの関係で時間と共にズレていくなんて現象もあったりします。PCから関係ない音が出ちゃうもあるある過ぎて誰しも経験があるんじゃないでしょうか。
映像の切り替えトラブル
配信では複数のカメラ、映像ソースを使うことがあるのですがスイッチングミスも結構起きます。本当ははこっちのカメラの絵が見たいのになかなか切り替わらない。カメラ絵が見たいのにPCにいっちゃう。綺麗に切り替えたいんですが、イベントでは予定通りに進行しないのでタイミングが読めずにスタッフが慌てて間違うなんてのも日常茶飯事です。
PCトラブル
配信では結構PCを使うのですが、このPC周りのトラブルも多いですね。PPTを表示するのに解像度が合わない。フォントが出ない。編集中の画面が出ちゃう。バッテリー切れ。通知音とか変な音が出ちゃう。通知バナーが出ちゃう。フリーズ。PCによる配信はかなり多機能でいろいろできる反面、設定がピーキーで慎重に設定しないとトラブルが本当に多いです。これが嫌でハードウェア配信しかしませんって人も結構いますね。
配信トラブルの原因
こうやって挙げてみても分かる通り配信ってトラブル多いですよね。経験ある人も多いですよね。配信をされている人で上記のことに一度も遭遇したことない人いないでしょう。でもみんな請負業務だから「うちはトラブルなんてありません」ってみんな言いますよね。分かってます。言えないんです。だからなかなかこの配信トラブルが発生し続けるんです。個人的には
ナレッジの共有(技術や知識やトラブルケースの共有)とチェック業務の体系化
そしてこれを実現するためにクライアントさんの
配信への意識改革
配信先で見ている人はイベントと同じく、またはもっと多くの人が見ているのでサテライト会場としてそれなりの予算や準備期間、段取りの整理が必要だと思います。コロナ以降で弊社もたくさんの配信やハイブリッドイベントをやりましたが、本当に配信に関する意識がイベントのおまけぐらいの感覚しかない人が多いです。「個人のYouTuberが簡単にやってることだから誰でもできるだろ?」これ大きな間違いです。ちゃんとした配信をするのはリスクがめちゃでかいです。スタジオでいつも同じ配信をするのと臨時の環境で配信するのは大きく違います。イベントでの配信はトラブルが多いことを理解してもらい、リソースを割いてもらえるように意識が変わってくれることを願っています。
配信に関する話題
自分の話で恐縮ですが、コロナ禍以降でほぼ配信屋なんじゃないかと言うぐらい配信に関わっていまして、ハイブリッドに関する話題もたくさんあるので今後上記の対策についての話を中心にいくつか記事を上げていこうと思っています。ご興味のある方は是非またご覧ください。それでは今回はこのへんで。
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