表彰式はイベント業をやっていて割とよく行うお仕事のジャンルですよね。
そこで今回は、何が正しいか、とまでいかないまでも、通例としてどのように行うことが多いかをまとめてみたいと思います。うちのやり方と違う!という方もいらっしゃると思いますが、あくまでこうやった方が「一般的」という程度のものですので参考にしてみてください。


表彰式とは主催(ホスト)側がその対象の成績を称えたり、貢献や努力に対して感謝の意を伝える式典です。思いつく表彰式とはどんなものがありますか?今話題のオリンピックにおいての表彰式は成績優秀者をオリンピック実行委員が称えますよね。あと分かりやすいのはアカデミー賞などの表彰式。素晴らしい映画作品や俳優さん、スタッフなどに送られます。余り知られていませんが、アカデミー賞はアメリカの映画産業従事者の団体、映画芸術科学アカデミーという団体から送られます。
ポイントは必ず主たる組織、団体、会社、人が存在するということです。主従が必ずあるということですね。意外とこの原則が分かっていない方がいて、ちょっと違和感のある表彰式になることがあります。表彰式においていろいろな決めごとがあるのですが、その際は必ず「誰が何のために行っている式なのか」を意識して欲しいと思います。
最近の傾向としては大きいものは飾るにしても邪魔でスペースをくうので、小型化や収納しやすさにシフトしてきている気がします。

まずはだいたいこれですね。飾るには額装が必要になり、収納することをベースに使われる気がします。内容として具体的にどんなことが書かれているかというと、
何の賞状か
賞状にはいろいろな種類があります。表彰状、感謝状、賞状、少しスレチになりますが卒業証書なんかもこのジャンルの一つです。その時に応じたタイトルが大きく書いてあります。
誰宛か
誰に向けて書かれた書状かということが分かるように最初に○○○殿、と書かれていることが多いです。個人の場合もありますが、連名や団体名になることもあります。
どんな内容の栄誉か
どのようなジャンルにおいてどんなことを行ったか、どんなことが秀でていたかが次に書かれています。第何回○○○大会において、第何期営業成績においてなどです。その中で一位をとったや優秀な成績をとったなどが書かれます。
いつそれを称えたか
ここはだいたい表彰式のまさにその日程が書かれることが多いです。表彰式に限らず審査日や認定した日にすることもあります。表彰状を作ってから表彰式の日が変わることは滅多にないので余り心配はいらないと思いますが、ごくまれにそういう場合がありますので、万が一そのようなことがあったら表彰状の表記を確認しましょう。
誰が称えたか
最後に控えめに誰が称える主体かを明確にします。そして立派な角印のハンコも押されています。ハンコは印刷になる場合と実際のハンコを押印する場合の両方があります。枚数と主催の考え方次第ですね。
他にもいろいろありますが、あまり書くと表彰状についての記事になってしまうのでこのへんで。詳しいサイトを見つけましたので、気になる方はこちらをご覧ください。https://syukatsulabo.jp/article/3763

あまり表彰式とかをされない方はこのようなものをイメージされるかもしれませんが、このカップ形式のトロフィーは最近ほとんど見ないですね。ゴルフ大会などのスポーツ系で好まれている印象ですが最近はどうなんでしょう。こちらは飾ることを前提に使用されます。

こんな感じのクリスタル系のトロフィーが最近は多いですね。クリスタルの面に受賞のタイトルなど彫ったり印刷したりします。昔は土台部分に表記していたのですが、最近は随分技術も進み、クリスタル面にカラー印刷などかなり凝ったこともできるようになりました。

使い方は表彰状やトロフィーと同じで、盤面に受賞のタイトルなどを入れたりします。素材は昔は銅や銀板、真鍮などが多かったのですが、最近はやはりクリスタル素材のものが増えましたね。

お皿タイプもあります。これも自立するように足がついていたりしますね。素材はこれも銅や銀、真鍮、クリスタルが多いと思います。
主たる贈呈物はこんなものでしょう。あといくつか変わり種もありますが、変わったものを贈呈されてみたい方は徽章屋さん(記念品専門会社)がありますので、そちらに相談してみて下さい。

変わり種でありながらいがいとメジャーなアイテムがあるのを忘れていました。それがドデカ特大表彰状です。とってもバラエティー番組的ですね。人に見せることを前提に使用します。これを飾る人はまぁ、、いないでしょうね。。
こんなのは徽章屋さんに相談しても持っていないので、施工屋さんや印刷屋さんにお願いしてシチュレンボードなどの大判印刷で作ってもらいましょう。
ではこの副賞はどんなものを贈呈すべきなんでしょうか?おそらくですが、特に決まりはないと思います。しいていうなら、メインの表彰物は「しるし」としての機能で、副賞は実際に受賞者に喜ばれるものを用意されると良いと思います。過去に経験した表彰式でも非常にまちまちです。先程ご紹介した表彰状がメインの表彰物、副賞がトロフィーというケースもあります。また副賞が賞状ですが、画像のように賞金について書かれている場合もあるでしょう。
現物をドーンと見せるか、もしくは目録やパネルで見せたりして贈呈します。最近はPPTで画像をスクリーンに映すことが多いでしょうか。
メインが表彰状として、パターン別に考えてみたいと思います。
消え物というのは業界用語で言うところの食べ物、飲み物のことです。きっと消費したら消えてしまうことから来た言葉ですね。通常では記念品にはなりづらいのですが、フォトジェニックな魅力があるのでたまに使われます。肉何Kg分とか商品何年分とかですね。
まずは主催側の立場でどのようなものを贈呈するかを中心にまとめてみました。なんだかものすごく長くなりそうな予感なので、今日はこのへんで。それではまた~
そこで今回は、何が正しいか、とまでいかないまでも、通例としてどのように行うことが多いかをまとめてみたいと思います。うちのやり方と違う!という方もいらっしゃると思いますが、あくまでこうやった方が「一般的」という程度のものですので参考にしてみてください。

表彰式とは

表彰式とは主催(ホスト)側がその対象の成績を称えたり、貢献や努力に対して感謝の意を伝える式典です。思いつく表彰式とはどんなものがありますか?今話題のオリンピックにおいての表彰式は成績優秀者をオリンピック実行委員が称えますよね。あと分かりやすいのはアカデミー賞などの表彰式。素晴らしい映画作品や俳優さん、スタッフなどに送られます。余り知られていませんが、アカデミー賞はアメリカの映画産業従事者の団体、映画芸術科学アカデミーという団体から送られます。
ポイントは必ず主たる組織、団体、会社、人が存在するということです。主従が必ずあるということですね。意外とこの原則が分かっていない方がいて、ちょっと違和感のある表彰式になることがあります。表彰式においていろいろな決めごとがあるのですが、その際は必ず「誰が何のために行っている式なのか」を意識して欲しいと思います。
表彰式で渡すもの
いくつか種類がありますが、用途によって、好みによっていろいろな種類があります。いずれのアイテムも文字情報としていつ誰から誰へどんなことを称えられているかを伝えるためのツールとして使われます。最近の傾向としては大きいものは飾るにしても邪魔でスペースをくうので、小型化や収納しやすさにシフトしてきている気がします。
表彰状

まずはだいたいこれですね。飾るには額装が必要になり、収納することをベースに使われる気がします。内容として具体的にどんなことが書かれているかというと、
何の賞状か
賞状にはいろいろな種類があります。表彰状、感謝状、賞状、少しスレチになりますが卒業証書なんかもこのジャンルの一つです。その時に応じたタイトルが大きく書いてあります。
誰宛か
誰に向けて書かれた書状かということが分かるように最初に○○○殿、と書かれていることが多いです。個人の場合もありますが、連名や団体名になることもあります。
どんな内容の栄誉か
どのようなジャンルにおいてどんなことを行ったか、どんなことが秀でていたかが次に書かれています。第何回○○○大会において、第何期営業成績においてなどです。その中で一位をとったや優秀な成績をとったなどが書かれます。
いつそれを称えたか
ここはだいたい表彰式のまさにその日程が書かれることが多いです。表彰式に限らず審査日や認定した日にすることもあります。表彰状を作ってから表彰式の日が変わることは滅多にないので余り心配はいらないと思いますが、ごくまれにそういう場合がありますので、万が一そのようなことがあったら表彰状の表記を確認しましょう。
誰が称えたか
最後に控えめに誰が称える主体かを明確にします。そして立派な角印のハンコも押されています。ハンコは印刷になる場合と実際のハンコを押印する場合の両方があります。枚数と主催の考え方次第ですね。
他にもいろいろありますが、あまり書くと表彰状についての記事になってしまうのでこのへんで。詳しいサイトを見つけましたので、気になる方はこちらをご覧ください。https://syukatsulabo.jp/article/3763
トロフィー

あまり表彰式とかをされない方はこのようなものをイメージされるかもしれませんが、このカップ形式のトロフィーは最近ほとんど見ないですね。ゴルフ大会などのスポーツ系で好まれている印象ですが最近はどうなんでしょう。こちらは飾ることを前提に使用されます。

こんな感じのクリスタル系のトロフィーが最近は多いですね。クリスタルの面に受賞のタイトルなど彫ったり印刷したりします。昔は土台部分に表記していたのですが、最近は随分技術も進み、クリスタル面にカラー印刷などかなり凝ったこともできるようになりました。
表彰盾・記念盾

使い方は表彰状やトロフィーと同じで、盤面に受賞のタイトルなどを入れたりします。素材は昔は銅や銀板、真鍮などが多かったのですが、最近はやはりクリスタル素材のものが増えましたね。
表彰皿

お皿タイプもあります。これも自立するように足がついていたりしますね。素材はこれも銅や銀、真鍮、クリスタルが多いと思います。
主たる贈呈物はこんなものでしょう。あといくつか変わり種もありますが、変わったものを贈呈されてみたい方は徽章屋さん(記念品専門会社)がありますので、そちらに相談してみて下さい。
特大表彰状

変わり種でありながらいがいとメジャーなアイテムがあるのを忘れていました。それがドデカ特大表彰状です。とってもバラエティー番組的ですね。人に見せることを前提に使用します。これを飾る人はまぁ、、いないでしょうね。。
こんなのは徽章屋さんに相談しても持っていないので、施工屋さんや印刷屋さんにお願いしてシチュレンボードなどの大判印刷で作ってもらいましょう。
副賞はどんなものを用意すべきか
先程まではメインの表彰物についてですが、表彰時には副賞も贈呈することが多いです。副賞つまり=賞品です。副賞はあくまでおまけで必ずあげなくても構いません。ないケースもたくさんあります。ではこの副賞はどんなものを贈呈すべきなんでしょうか?おそらくですが、特に決まりはないと思います。しいていうなら、メインの表彰物は「しるし」としての機能で、副賞は実際に受賞者に喜ばれるものを用意されると良いと思います。過去に経験した表彰式でも非常にまちまちです。先程ご紹介した表彰状がメインの表彰物、副賞がトロフィーというケースもあります。また副賞が賞状ですが、画像のように賞金について書かれている場合もあるでしょう。
現物をドーンと見せるか、もしくは目録やパネルで見せたりして贈呈します。最近はPPTで画像をスクリーンに映すことが多いでしょうか。
メインが表彰状として、パターン別に考えてみたいと思います。
飾るもの
先程ご紹介したトロフィーや盾、皿など自宅に飾る系のものを贈呈するケースが実際のところ一番多いと思います。主催団体が営利でない公共団体等の場合は栄誉を表現するものしかあげられないケースが多いと思います。スポーツなどの場合は、ボールやラケットなどその競技などで使われるものを使ったものなども多いですね。主催団体の関連物
主催団体の業務や活動に関連したものを差し上げることも多いです。自社の人気製品やグループ会社の製品、関連事業のサービス券(旅行券や宿泊券など)を用意されている会社も多いです。実用性が高いものだと喜ばれるますよね。オリジナル物
希少性の高いオリジナルのノベルティを贈呈するケースもあります。通常に売っているものではなく特別なカラーリングやデザインのものは嬉しいですね。制作側としては結構手間取るのでたいへんです。きっとその汗をかいた分嬉しいものということですよね。。金券・商品券・実用物・消え物
プロスポーツは賞金というのはおいておいて、それ以外でこのようなものを贈呈されるのはあまり格式の高くない表彰式だと思いますが、これはこれで結構あります。ゴルフコンペはほとんどこんな感じですね。新製品のApple社製品やゲーム機、話題の家電などはよくみますし、よく調達したことがあります。消え物というのは業界用語で言うところの食べ物、飲み物のことです。きっと消費したら消えてしまうことから来た言葉ですね。通常では記念品にはなりづらいのですが、フォトジェニックな魅力があるのでたまに使われます。肉何Kg分とか商品何年分とかですね。
まずは主催側の立場でどのようなものを贈呈するかを中心にまとめてみました。なんだかものすごく長くなりそうな予感なので、今日はこのへんで。それではまた~
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